【ゆらぎ荘の幽奈さん】60話　｢つか俺16になったばっかだし！｣コガラシさん、呪いで言いなり化か？！【ネタバレ】

コガラシ救出大作戦(扉絵：マトラ)

■手も足も出ない…
例の部屋の湯船で、かるらは朝からコガラシこけしを胸に挟んで湯浴み
かるらがコガラシを見初めたのは、2年前の合戦直前だった
東西両軍がぶつかろうとするその時、コガラシは隕石のごとく降って来た
コ｢…聞けてめぇら　俺達これから修学旅行で京都へ行くんだ…
　　だってのにてめぇらのせいで新幹線が止まっちまった！
　　みんながどれだけ楽しみにしてたと思ってんだ!!
　　合戦なんかとっととやめやがれ！　やめねぇならてめぇら全員…　俺が相手だ…！｣
鬼気迫る男の目に、かるらは恋に落ちた
こ｢苦労して旅費貯めたのにって荒れてたんだよな…｣
こけしは説得しようとするが、かるらは聞く耳持たず
か｢今宵わらわとの結婚式を迎えれば　そなたは生涯わらわに逆らえぬのじゃからのぅ｣
こ｢…は？｣
か｢今回其方を攫ってしまったのは予定外じゃったが｣
こ｢…今なんつった？｣
か｢敵である其方への恋心が周囲に知れては　わらわの威厳と信頼ガタ落ちじゃろ？｣
こ｢結婚って言ったか…？？｣
か｢わらわの威厳を保ちつつ｣
こ｢お…俺は結婚なんてしねぇぞ!?｣
か｢公然と其方をわらわのものとする…　これはそんな一石二鳥の作戦なのじゃ！｣
こ｢つか俺16になったばっかだし！｣
か｢無論ただの結婚式ではない…　古くから伝わる大呪術　支離式の儀という…！｣
こ｢聞け！｣

そのころ幽奈たちは新幹線で、車窓の景色を楽しみつつ車内販売の弁当を買う
狭霧だけはもっと緊張感を持て、とあきれてる
結婚を求められる＝すぐは殺されないということだしそもそも法的に無理だし
と、ゆるみきった一同に狭霧はうららから聞いた支離式の儀の話をする
要は男を奴隷化する呪いで、かけられた男はどこまでボロボロにされても女に尽くし
その呪いは術者にも解くことはできないという

京都につくと、幽奈たちはさっそく行動に移る
結婚式が始まってしまったら、緋扇の立場から客の妖怪たちも大物揃い
そうなると連れ出す隙などまったくなくなるので、その前に決着を急ぐ
うららはゆらぎ荘でちとせ＆こゆず→呑子＆朧への妖気分電中
一般人の千紗希は飯炊き要員しかできないが
うららと狭霧の通信を借り、幽奈とコガラシお誕生会の続きをしようと約束する

地下牢を目指す誅魔忍組とかるらの部屋を目指すあやかし組に分かれて行動
雲雀も霊装結界を…ちっぱい丸出しになってしまう
あやかし組は猫神の力で気配を消し、幽奈が壁抜けで部屋へ
しかし、夜々は雀に襲われ、忍はマトラに捕えられ
幽奈はかるらと鉢合わせ
マ｢よう来たか！　宵ノ坂はドコだ？｣
雀｢まったく…何処の鼠かと思えば　猫であったか｣
か｢見たのじゃな…!?　わらわと八咫鋼との愛の巣を…!!｣
かるらの胸の谷間で、コガラシは
■グッタリ…
　 おんせん60／おわり (次号予告なし)

いい展開だな

面白くなってきたぜええええ！

さすがかるら様は頭がいいなあ

やはり先発組は戦力不足か
呑子さん＆朧待ちかな
しかし結婚式という名の呪いとは…
さすがヤンデレかるら様おそるべし