【ゆらぎ荘の幽奈さん】126話　 黒幕現る!?【ネタバレ】

おんせん126 黒幕現る!?

餓爛洞を維持するには霊魂の捕球が不可欠らしく時々悪霊などを与えているようで幽奈達は捕らえられる

東京へ転送されたコガラシはうららに電話し現状を聞く
天狐の異界へは行く方法がなく行ったところで今のコガラシじゃどうにもできないとうららに言われる

捕まった幽奈達は霊装結界が解除されたことで封印術がほどこされた触手により力が出ず

幽奈の霊装結界を解き幽奈達を捕らえた者の名は百叡といい
天狐の始祖で餓爛洞の術を作った人物だった
だが百年前に帝都に餓爛洞を落としたのは幻流斎

幻流斎の記録は百年以上前から存在しており始祖の百叡と同じ人の身ながら
不老不死に近い存在だったのではないかと言われてきたが

百叡は全てが失敗作だったとそれを否定
幻流斎は実験体達全てのことをいい幽奈は百年前のとは別個体の七体目

百年前の二体目は牢で育てたせいか節度がまるでなく餓爛洞の術を暴走させてしまった
だから三体目からは天狐家の者が育て百叡は餓爛洞の術だけを教えることにし
周囲の勧めでたまに旅行などに連れて行ったこともあった

そのかいあって暴走は起きなかったが今度は他者の霊魂を収集することへの抵抗が生まれ
餓爛洞の術を覚えようとしなくなり忌み名を用いて強制するしかなくなった

そして七体目の幽奈は忌み名による強制捜査も防ぐ術を自ら編み出し制御不能となり
六体目までが育てあげた餓爛洞を引き継がせることが出来ないまま逝ってしまった

だから幽奈が霊としてこの世に留まっているのには驚いた
百叡の知る限り他の幻流斎達はこの世の未練などなく成仏したから
未練が知りたいが記憶のない今の幽奈では聞いてもわからない

餓爛洞とは集めた霊魂によって術者を不良不死にする術
だが汎用性に欠く術のため自分以外の者でも扱えるように調整を続けた
百叡の目的は先天性の死病で死の淵に立たされた娘の幻を不老不死にすること
幽奈ら実験体は幻の複製体のため見た目そっくり

そんなことを幻がしれば哀しむという幽奈に
優しい幻は哀しむだろうがそんな記憶は封じてしまえばいいと言い放つ百叡

触手が完全に消化しそうになるもそこにコガラシが現れワンパンで触手から幽奈達を救う

黒幕である百叡に怒りを見せるコガラシ

■コガラシ一閃 126終わり

やっぱコガラシが殴って終わるパターンかな